雨風食堂日記【甘味処 川越 あかりや店主の日々雑感】

2007年3月29日(木)

朱里ちゃんの移植手術が行われました。

今日は天皇・皇后両陛下がスウェーデンの国王・王妃を伴って川越へ散策に来られました。

雨風食堂も、開店以来こういった行事は初めてのことなので、果たして今日は忙しいのかヒマなのか皆目見当がつかない状態だったのですが、フタを開けてみれば一時は川越まつり並みの忙しさとなり、慌しい一日でした roll

話は変わりますが、昨年のこの日記でも皆さまに募金の協力をお願いした、拡張型心筋症に苦しむ川越の朱里ちゃんという子の心臓移植手術がドイツで無事に終了したと事務局からメールがありました。

今後も拒絶反応や薬の副作用、感染症などの心配は続くそうですが、ドナーの方のご冥福をお祈りするとともに、一日も早く、今日のような春の日差しの中をご家族で楽しく歩けるような日が来ればよいなあと思います。

朱里ちゃんを救う会ホームページ

甘味処 川越 あかりや

Filed under: 春夏冬, etc・・・ — 店主 @ 0:57:20
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2007年3月25日(日)

城山三郎さん逝く

作家の城山三郎さんが亡くなりました。

学生のときに読んだ、本田宗一郎さんをモデルにしたといわれる自動車産業界を舞台にした「勇者は語らず」という小説に感銘を受けたのを思い出しました。

作中の話なのですが、主人公の自動車部品メーカーの中小企業の社長が2~3泊の自己啓発セミナーに行きます。気がのらないまま山中のセミナー会場に出向くのですが、そのセミナーが変わっていて、会議室に参加者数人が同室となるのですが、セミナーが始まっても、だれも何の課題を与えられないのです。まわりは見ず知らすの人間ですから、何もしゃべらないまま数時間が経ちます。ふだん時間に追われている主人公のような社長や管理職たちは次第にいらだち、「こんなことをしていていいのだろうか」と思い始め、セミナーの意図を探ろうとします。それでも主催者側は何も教えてくれない。そうすると、そのうちのひとりが進行役を買って出て、自分の生い立ちの話や悩みをこぼし始めたりします。参加者の中にひとりだけ学生風の若い男がおり、その話に対して冷めた発言をするのですが、それがきっかけで議論が始まります。しかし、皆「これは仕組まれているのではないか」、「この若造は実はサクラで、対処の仕方を見られているのではないか」と疑心暗鬼の心理戦が繰り広げられるわけです。

結局そういった無駄のように思える数日のセミナーでも参加者の中に心理的な絆が生まれて、ちょっとした感動的な展開もあったと覚えています。カンバン方式の中、苦労する下請け企業の社長を描いた作品でしたが、経済小説で知られる城山さんは作品の中でそういった実業の世界での群像劇を書くことによって人間の美学みたいなものをとらえていたように思います。

時代はバブルの前でしたが、拝金主義とは一線を画する感じで、わたしは学生でしたがビジネスマンにとても憧れる小説でした。

甘味処 川越 あかりや

Filed under: etc・・・, 読書 — 店主 @ 1:12:20
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2007年3月24日(土)

新宿御苑の桜

sakura1.jpg今日の金曜日はお彼岸のために変則的になりましたが定休日でした。

やっと暖かくなってきたし、東京は桜の開花宣言も出ているので久しぶりに新宿御苑にでも行って花見がてらフリスビーでもしようと思い、出掛けました。

天気も良かったのでお弁当を広げて花見気分の方は多かったのですが、ほとんどの桜はまだ開花していなかったです。
写真のしだれ桜のようにところどころ咲いているところもあるのですが、ソメイヨシノはまだもうちょっと先ですねー。

フリスビーができるほどスペースに余裕がなかったので出来ず(そもそも禁止なのかな?)、ちょっと残念でしたが、ぼけ~っと広い空を見ながらの昼寝はお彼岸で疲れた体にそれは心地良いものでした。

甘味処 川越 あかりや

Filed under: 休日 — 店主 @ 0:20:25
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2007年3月22日(木)

植村直己の冒険

お彼岸の中日も終わり、毎度のことながら肩がパンパンに張っていますがホッと一息です。川越はしだれ桜やエドヒガンが咲いているらしく今日も多くのお客様で賑わいました。

先日、NHKスペシャルのラストメッセージシリーズ「夢 果てしなく~冒険家・植村直己」を見ました。植村さんのことは昨年の日記にも書きましたが、自身の著作や本多勝一・武田文男さんの「植村直己の冒険」などを読んで感銘を受けたり、わたし自身も山登りが好きなのでとても憧れる人間像です。

ドキュメンタリーはマッキンリーの厳冬期単独登頂のあと消息を絶つ3年前の公演の内容を収録したビデオをベースに、その生き様を再現した内容でした。数々のパイオニアワークを成し遂げて冒険家として著名になっても、生活はつつましく、むしろ貧乏で「人の生きる本当の価値は、お金や肩書きなどではなく、夢を追い求め、一瞬一瞬を精いっぱい生きることにある」と語ったとおりの映像でした。

日本での冒険家への社会的評価の低さからも分かるように、何事も効率や結果ばかりが求められる現代。大事なのはプロセス、「夢に向って懸ける心の大小」だという考え方はとても共感しますし、愚直な感じもしますが言行が一致しているのがカッコいいです。

最後に日本で子供のための冒険学校を設立するためにアメリカで勉強中の植村さんの写真で番組は終るのですが、本当に充実した人間の顔というのはこんなにも違うものかと思うほど、忘れられない素敵な笑顔でした。

甘味処 川越 あかりや

Filed under: etc・・・, 読書 — 店主 @ 3:19:02
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2007年3月19日(月)

気になるパスモと電子マネー

ふだん鉄道をほとんど利用しないのでスイカとかの存在は知っていても、あまり興味はなかったのですが、最近始まったばかりの交通ICカードのパスモの動向には興味津々です。

今日18日に運用が始まったばかりらしく少々トラブルもあるみたいですが、バスやJR、その他私鉄が一枚のカードで乗れたり、スイカと相互利用できるという利便性はもちろんのこと、そうなると商売をしている身としては電子マネーの普及に弾みがつくのではないかと思うのです。

いままでも限られた場所でスイカを利用して買い物をすることはできましたが、パスモの登場でその他の電子マネーを含めたマルチ決済が可能なシステムを導入予定のところが増えています。現に大手のイオングループやららぽーとではすでに導入しています。セブンアンドアイグループも独自の電子マネー「nanaco」を今春に導入予定とはいえ、マルチ決済を匂わせているみたいなので(というか利便性を考えれば当然ですが)、そうなれば急速に電子マネー化が進むのではないでしょうか。

ウチのような店頭販売のお客様とのこまかいお金のやりとりも、電子マネーなら間違いもなくなり、楽になりますよね。
いずれは間違いなくそういう時代になるでしょうから、こういった話題にはアンテナを伸ばしておこうと思います。

甘味処 川越 あかりや

Filed under: 春夏冬 — 店主 @ 0:09:28
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