雨風食堂日記【甘味処 川越 あかりや店主の日々雑感】

2007年9月22日(土)

首都高速の新料金案


新聞の一面に首都高速の新料金案が出されていましたが、来年の10月をメドに導入されるらしくその内容に驚きました。

料金が今のように区間内同一料金ではなく乗った距離によって例えば東京線の場合400円~1200円になります。一見すると公平性があって良い感じがしますが、400円というのは初乗りのたった3キロ未満。19キロを超えると今の700円を上回り、上限は1200円になります。高すぎると思いませんか??

しかもこの新料金はETC装着車が前提で、非装着だと距離にかかわらずになんと上限の1200円を支払わなくてはならないそうです。非装着車には電子マネーを利用した支払いなどで軽減策もあるそうですが、この新料金案はホームページで意見を募集して来春までに最終案を決めるそうで、批判覚悟の高値に設定したたたき台のような感じもします。

東京線などは昼間は頻繁に渋滞が起こっていてどちらかというと名称を首都低速に変えたほうが良いのでないかと思いますが(笑、それだけETCの利用促進をするなら、その技術を応用して利用時間に応じた料金軽減はできないのでしょうか。例えば通常700円のところ渋滞していて規定以上の時間がかかった場合は割り引くといった具合にです。休憩所みたいなところもチェックゲートを設ければ不正利用は防止できると思うのですが・・。

こんなトコに書いてないでホームページに意見をどんどん言ったほうがいいみたいですね。みんなで盛り上げないとこのまますんなり決まってしまいそうです。

首都高速道路株式会社
甘味処 川越 あかりや

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Filed under: 未分類 — 店主 @ 2:04:39
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2 Comments »

  1. 賛成です。高速道路は「高速」だから意味がありお金を支払う価値が生まれるですから。アメリカの場合、高速道路の入り口は2キロ間隔ぐらいでありますが、日本の場合は10キロ近くある所も多く、渋滞に巻き込まれても降りられず、困った果てにパーキングエリアで割高の食事を食べさせられることもしばしば。改善が必要ですね。

    ETCの導入を唱えるのもいいのですが、機械を購入しなければいけず、これもテレビとNHKみたいで納得できません。どうせ、官僚天下り先の企業がこのシステムを導入して、ほくそ笑んでいるに違いありません。

    アメリカの場合、高速道路は基本的にタダですが、主要な橋(ニューヨークは海底トンネルなども)を渡る際に料金を取られます。サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジの場合は5ドル(約600円)ですが、市内に入る際に徴収され市街に出る際は素通りになっており往復の値段になります。ETCと同じシステムがあり「FASTRACK(ファーストトラック)」と呼ばれています。よくレストランの順番待ちで渡される、ホッケーのパックのような形と大きさです。小銭を持たずとも、これにより橋を渡ることができ後に請求が来ますが、これのいいところは同システムを申し込むとタダでパスの器械(上述のパックのようなもの)がもらえるだけでなく、車に機械を装備する必要がありません。マジックテープで車に張り付けてもいいですし、手で掲げても認識します。よって持ち運びが自由。だから車を仮に2台所有していても、同システムを2個持つ必要がありませんし、友人に貸してあげることも可能です。これが完璧な制度とはいいませんが、一般消費者にコスト負担を負わせるシステムはもういいかげんやめにしてもらいたいものです。

    Comment by rocklandwonderland — 2007年10月1日(月) @ 17:55:05

  2. rocklandwonderland さん、毎度コメントありがとうございます;)

    詳しいところをみるとアメリカにお住まいだったのですね(今もお住まいなのかな・・

    興味深い話です。たしかにシステム端末の費用をユーザー側にだけ負担させてる現状っていうのは冷静に考えると変ですね。
    アメリカ式だと複数台で共用できるから無駄な資源を減らせますね。

    Comment by 店主 — 2007年10月1日(月) @ 18:23:56

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