雨風食堂日記【甘味処 川越 あかりや店主の日々雑感】

2010年8月31日(火)

線香花火


まだまだ暑いので行く夏を惜しむという感じではないのですが、昨日の夜、こどもと一緒に線香花火を楽しみました。

打ち上げや派手な花火と違って、静かでシンプルだけど、なんか情緒がありますよね~。
ろうそくの火から点火して「しょぼっ」と終わるまで、その過程を人生に例える人がいるけど、あっ、今のは老衰死だったね~なんて言いながらやっていると、果たして自分は今どのあたりなのかなぁなんてふと考えてしまいました。

人生は短し。時間を大切にしないと!

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2010年8月28日(土)

テンキーマウスって快適


ノートPCのマウスが壊れてしまい、数字を入力するテンキーとマウスが一緒になったテンキーマウスを購入しました。

以前にこの日記で書いたことがあるのですが、実際に買うのは初めて。本当に便利なのか半信半疑でしたが、使ってみたらなかなかの快適グッズでした。

数字入力以外にもTabキーやバックスペースキーなどもついており、帳簿や通販業務など数字を入力する時に重宝しています。
テンキーのついていないノートPCにおすすめです!

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Filed under: 未分類 — 店主 @ 21:46:24
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2010年8月24日(火)

HMV渋谷 閉店


渋谷のHMVが閉店したとニュースで聞きました。

でも正直言ってぜんぜんピンときませんでした。というのも私の学生時代は、音楽・渋谷というと断然タワーレコード。東急ハンズの近くにあったころのですが・・レコードですよ、レコード!

広い売り場に膨大な数の洋楽レコード。輸入盤という値引きされた価格や斬新なディスプレイ。平積みされた大量消費感覚の売り方。まだ街のレコード店が主流の時代に、あの黄色地に赤のロゴの袋にレコードを入れて歩くのは少し背伸びした感じがしたものでした。その後CD時代になってからはHMVやヴァージンにも少しお世話になりましたが、それからはダウンロード、ネットショップ派。

90年に開店したというHMV渋谷店。CDから音楽配信時代へ衰退の経緯を説明していましたが、ちょうど流行の音楽に興味を失った時代でもあるので、私にとってはすっぽりと抜け落ちた音楽の「失われた20年」という感じがしています。ただ時代遅れだけなんですけどねぇ・・・

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2010年8月8日(日)

浅間隠し山


先月の下旬に浅間隠し山に妻と登ってきました。

結婚するまでは二人で何度か高い山にも行ったのですが、二人の山歩きは何年ぶりか・・というわけで、登り1時間強くらいの楽チンコースでした。コース的にもたいした難所はなく、快晴のなか随所に高原植物なども発見しながらの楽しい登りで、山頂も360度の大パノラマ。7月の下旬だというのにトンボの大群とも遭遇。遮るものがない強烈な日差しに追われるように山頂を後にして、少し下りたところで木漏れ日のなか昼食をとりました。

ウトウト昼寝をして至福の時を過ごし、さあ早めに下りて軽井沢のアウトレットででも買い物して帰ろうと歩き始めました。車を停めた駐車場までは一本道の登山道なので、なんの躊躇もせず下山していると、途中でなんだか行きとは違うなぁと思いつつも途中でバリエーションルートがあったことを思い出し、まあなんとか戻れるだろうとタカをくくっていたら結局のところ停めたところから車で10分ほど下った登山口に下りてきてしまいました。

車で10分くらいといっても山道のはなし。延々と1時間くらい車道を歩くハメになり、とんだ珍道中となってしまいました。2010年版昭文社「山と高原地図」をもっていったのですが、そのルートは整備された登山道にもかかわらず破線表示もありませんでした。確かに入り口はゲートが閉ざされていたとはいえ登山地図上になんの表示も無いというのは考えものです。行かれる方は下り要注意です。

DSC_0043.jpg DSC_0045.jpg DSC_0047.jpg  

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2010年8月6日(金)

「考える人」


「1Q84 book3」を読み終えてから、7月に発売された季刊「考える人」という雑誌に掲載された村上春樹さんのインタビュー記事を続けて読みました。

5月に箱根のホテルで3日間かけて行われた約80ページに渡るロングインタビューなのですが、学生時代の読書体験や店を経営しているときの話、私生活が垣間見れるちょっとしたエピソードから文学論まで幅広くとても興味深い内容でした。

その中でも特に「物語を紡ぐことの意味」、創作論の考え方が個人的にとても腑に落ちました。小説とは心的イメージを物語のかたちに置き換える作業(パラフレーズ)だと村上さんはいいます。ときに読者がストーリーの難解さ(謎)に答えを求めようとしますが、それに対しては「自分にとってより身近な、切実な問題に置き換えること、その落差の中に答えは潜んでいる。」とのこと。

まさに純文学を読むことの醍醐味なのですが、技術論をジャズになぞらえて語っている部分も共感しました。自身の理想とする文章を、テクニックがありながらそれを感じさせないサックス奏者チャーリー・パーカーの演奏にたとえた上で、「文章がうまいとか、すばらしいとかそんなことはどうでもいい、それ以上の何かを表現するために文体がある。」といいます。

たしかにジャズもテーマを演奏者がインプロヴァイズ(即興)する音楽ですから、パラフレーズする行為としては同じですよね。っていうか芸術ってそういうものですよね・・ あのマイルズ・デイビスは「俺はミュージシャンだ。チャーリー・パーカーはアーティストだった。」という名言を残していますが、きっと生きていたら「ムラカミはアーテイストだ。」と言うんでしょうね(^^)

もちろん「1Q84」についても触れていますが、続編についてはまだ白紙状態とのこと。まあ、どう考えても続く内容ですが、その後青豆さんは現実世界に戻って絶対的な善悪についてどう悩むのか、天吾さんは過去とどういう折り合いをつけるのか、果たしてリトル・ピープルとは何なのか、等々。気になることは山積みですが、刊行された時にはまたじっくりと自分なりにパラフレーズして楽しみたいと思います。

考える人 2010年 08月号 [雑誌]

考える人 2010年 08月号 [雑誌]

価格:1,400円(税込、送料別)

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