雨風食堂日記【甘味処 川越 あかりや店主の日々雑感】

2008年7月10日(木)

手を添えてお釣り渡しが「気になる!」


新聞を読んでいたら、スーパーやコンビニなどのレジでの店員の気になる行為について記事が載っていました。

ひとつは店員がお辞儀をするときに組んだ両手をみぞおちのあたりまで上げてするということ。ヒジが曲がるほど丁寧と勘違いしているといい、マナーの専門家は両手を自然に伸ばし手を組むのが正しいとのこと。

もうひとつは、お釣りを渡すときに(つり銭を握らない方の)片手をお客様の手の下に添えて渡すという行為。中には手を包み込むように触れる店員もいてぎょっとするという意見も・・。これも専門家曰く、「お客さんの体に触れるなんて失礼。正しくは両手に載せて手渡すのが正解。両手の内を見せることで危害は加えませんという意味がある」だとか。。ずいぶんと儀礼的な意見ですね。

前者はなんとなく滑稽さが分かるのですが、後者はそんなに不自然な行為でしょうか。確かに完全に包み込むように触れるのは違和感や不快感を感じるでしょうが、こぼれ落ちないように片手を添えるほうがより丁寧で親切な接客だと私は思います。まして専門家の「両手でお釣りを差し出して」お客様にとってもらう方が実務的にはよほど不自然で不親切な行為のような気がします。

このコラムの題名が「気になる!」だったのですが、反論が多いのではないかとこちらのほうが気になってしまいました。

甘味処 川越 あかりや

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